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「試験前なので」 / 黒板消しと湿度

 「試験前になると普段しないことが急にしたくなる」という現象は、もはや法則と呼んでも良いほど、毎度のように発生します。
 愛用の黒板消し(私物)と雑巾を両手に持って、試験勉強に励む同級生たちを横目に、2学年のフロア(計6教室)の黒板を研磨して回った試験6日前の放課後。僕は決してあの1時間30分を無駄にはしません。
……まぁ、一部の人たちに喜んでもらえたようなので良しとします。

 試験期間中の気分転換に、毎度黒板ネタをひとつ。
 今日(12月5日)は今シーズン初のストーブ着火。校舎の改修工事の関係から、「隣の教室は点くのにうちのは点かない」という妙な現象に悩まされていましたが、これで解決です。休み時間はストーブの前に女子が群がるほどの盛況ぶりで、より快適な学習空間が保てそうです。眠くなるけど。
 僕の学校に設置されているのはプロパンガスを燃焼してファンで温風を送り出すタイプの据付型ストーブなのですが、足元の送風口の部分に「水受け皿」があり、自然蒸発する水分が部屋の乾燥を防ぐという、簡易加湿機能も備えています。水の減り具合を見るに気休め程度しか効果がないような気もしますが、風邪予防の観点から学校で使用を推奨されているので、教室ごとに係の生徒が注水しています。
 うちのクラスの「ストーブの水やり」係も僕がやることになりました。
 これは例によって本業の黒板消しの仕事と深い関わりがあります。先生方は特に身をもって感じていることとは思いますが、「冬場は黒板消しが良く滑る」というあの現象です。おそらく湿度が関係しています。
 空気が乾けば乾くほど、黒板表面に均一に伸ばされていくチョーク粉末が、黒板消しの集じん能力を極端に低下させます。それゆえ、教室の湿度は、黒板の研磨において労力を左右する重要な要素となります。
 「漁師の植林運動」に近いものがあるかもしれません。

 さて、明日6日から2学期期末考査。荷物をそろえつつ勉強します。この記事が公開される頃には試験が始まっているはずです。

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