火災発生時に、2階以上の高さから直接屋外に避難するためには、はしごのようなものが必要です。
避難はしごは、防火対象物の壁面、窓、バルコニーなどに設置されるはしごで、使用者が独力で避難する際に使用するものであり、その材質により金属製避難はしごと金属製以外の避難はしごに区分される。
僕はマンションなどでよく見かけるのですが、普段は目立たない筐体でありながら、一度見てしまうと強烈なネーミングのおかげで忘れられない、そんな避難器具があります。
その名も「オリロー避難はしご」です。
「降りろ」と命令形なのに、片仮名で書かれると妙に間が抜けた感じになります。なんとなく緩い脱出シーンをイメージしてしまうのは僕だけではないはずです。
オリローというのは、商品名なのか規格名なのかと調べてみたところ、どうやら商品名のようです。

松本機工株式会社ORIRO (http://www.oriro.co.jp/)
商品内容一覧を見てみると、
ワイヤーや金属製のはしごを展開するタイプ……[オリロー避難はしご]
避難口タイプ……[ユレーヌ]
収納可能な階段タイプ……[ノボロー]
最後の「ノボロー」は、「オリロー」と同じ系列の香りを漂わせつつも、「昇ろう」と勧誘表現になっているところが良いです。カタログの写真を見てもいまいち緊迫感が感じられないあたり、適切なネーミングといえると思います。
一見安直であるようで、そのインパクトゆえに宣伝効果抜群。しかも商品の特徴を的確に言い表す商品名は素晴らしいですね。勉強になります。

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